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カテゴリ: MICPREAMP & DI LAVRY MP10 Click me if you want to minimize this block
今すぐダウンロード!Lavry MP10 and coles4038 ヒット数 バージョン: 
掲載日:  2013-5-2
説明:
LAVRY MP10 + AD10レビュー

AD122 ADコンバーターの登場以降LAVRY(旧 db Technologys)の優れた音質は著名なマスタリングスタジオ等で圧倒的な評価を得続けています。

今回レビューをするMP10 マイクプリアンプとAD10 ADコンバーターはLAVRY BLUEシリーズ以来の新製品BLACKシリーズとなりモジュラータイプで環境に合わせてシステムを構築可能なBLUEシリーズに対してBLACKシリーズはステレオソースを前提としたラインナップになっています。

テストはピアノ録音となりピアニストの方の練習室での録音となった為オンマイクでのセッティングとなっています。

録音機材リスト
COLES 4038 リボンマイクロフォン
LAVRY MP10 マイクプリアンプ
LAVRY AD10 ADコンバーター
DIGIDESIGN PRO TOOLS LE デジタルレコーダー
機材は全て持ち込みの為必要最低限です。

最初にそれぞれの簡単な機能ですが、LAVRY MP10 マイクプリアンプはシンプルな2CH マイクプリアンプになり、フロントにはゲインスイッチとファンタムスイッチのみになります
リアの入力はマイクインプットのみとなり、バランス/アンバランスとインピーダンスハイ/ローの切り替えスイッチがあります。
ゲインは-20dbから-75dbとなりますのでアンバランス入力にも対応しますがライン等には適していません。

LAVRY AD10 ADコンバーターはフロントからサンプルレイト、クロックソース、サウンド(後述)、ビットになり、リアはフォーン端子の入力にも対応するXLRコンボジャックの入力にAES/EBU(付属の変換プラグでS/P DIFコアキシャルにも対応)出力、オプティカル出力、ワードクロック入力となっています。

ユニークな機能はフロントで切り替え可能な”サウンド”でデフォルトのクリア(CLEAR)の他にトランスフォーマー(XFM)、チューブ(TUBE)、トランスフォーマーとチューブのハイブリット(COMPLEX)の計4種類のサウンドキャラクターの選択が可能になっています。(88.2KHz/96KHzのハイレゾリューション時のみ)
今回はクリアを採用しましたが、どれもよく特徴を捉えながらもモデリングにありがちな嫌みなデフォルメ感はなく録音するジャンルに合わせて選択して十分に良い結果を期待できます。
それでも個人的にはクリアがおすすめです。

録音の結果は非常に良好でクリアで立ち上がりの良いサウンドです。
いわゆる”フラットかつハイファイ”とされるサウンドですが、一般的にはそう評価されるマイクプリアンプは広がり等の面での表現力は素晴らしいものの奥行きや陰影といった面ではトランス&ディスクリート機器の彫りが深く立体的な音像は得にくい傾向にあるとも言えます。しかしLAVRY MP10はそれらの特徴を合わせ持つかの様なクリアかつ彫りの深さが感じられるサウンドです。

今回はCOLES 4038 リボンマイクロフォンを使用しているので貧弱なマイクプリアンプではゲインが足りず奥行きや広がりの鈍いサウンドになってしまいがちです。LAVRY MP10ははっきりした明瞭感がありつつもリボンマイク特有のふくよかさは失っていません。

また、LAVRY MP10 マイクプリアンプはゲインがスイッチタイプを採用しているため左右の調整が明確でメーカーからの情報によるとリコールした際の値がクリック式のつまみよりもより正確だとの事です。
裏を返せば一般的なつまみやフェーダーでは電源を入れ直すたびに同じ位置でも”効き具合”が異なっているという事になります。

LAVRY AD10 ADコンバーターはLAVRY GOLD AD122MK3とは明らかに差別化が図られたサウンドで非常にタイトで高密度、立ち上がりの良いサウンドです。
ハイエンドは決してきらびやかではありませんがシャープで、ローエンドもにじむ事無くしっかりと腰が座り、上下の周波数帯域で真ん中に太い筋を通したような強固な音、リファレンスとしては非常に信頼できるものです。

また、LAVRY製品として感じたのはヘッドルームの豊かさとそこから来るストレスフリーなダイナミックレンジの余裕です。
音質的な特徴はいわゆるきらびやかなハイファイとは異なり、引き延ばしたようなレンジ感とは無縁の入力に対してスムースなレスポンスとなりますが、他社製の高品質とされるAD DAコンバーターには高域がきらびやかなものも多く落ち着きを感じない製品が多いのも事実です。
また、一部の製品ではクリップ前からの入力段でいわゆる頭打ちの様な歪みを感じるものもあります。
確かに基準レベル等スペックを満たしマージンさえ取れば問題ないのかもしれませんが、比較をすると音に対してストレスが感じられる事もある様に思います。

AD/DAコンバーターはデジタル機器として認識されがちでアナログ機器としてあまり議論をされる事がありません。良いアナログサウンドなくして良いデジタルサウンドになる事は想像し難いポイントですね。
それはLAVRY以外であってもPRISM SOUND等(AD/DAコンバーターのADA-8XRの他にもステレオイコライザーのMEA-2等優れたアナログプロダクトもラインナップにある事は周知です)にも共通して言えることです。

最後に、設計者のDAN LAVRY氏はアナログオーディオのエンジニアとしても高い技術力を誇りそのアナログサウンドが独自のマルチレジスター技術を支え、BLACKシリーズ等で採用されている一般的なデルタシグマ方式であってもLAVRYサウンドである事に変わる事がない要因の1つでもあるはずです。

MP10 マイクプリアンプはスイッチゲインによる完璧なリコール性やステレオマッチングが特徴ではありますが、それも優れたアナログサウンドを活かす為の機能であり最も重要な音質は今お使いのマイクプリアンプと十分に比較する価値があるはずです。

AD10について1つ難を申せばメーターのレスポンスが非常にのんびりしている事です。
AD122MK3程とまでは言いませんが、もう少し軽快だと目視においての操作性も良くなると思いました。

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